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那須塩原、君島市長、やすらかに

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那須塩原の君島寛市長が3月9日に亡くなられた。

そして、市民葬が昨日、執り行われた。

君島市長、思い出が多い市長さんだった。

市長という立場とは別の質問にも、
快くインタビューに答えて下さり、
また、それが、市政への原動力にもなっていると感じた時だった。

市長である今、一番の嬉しいことって、何ですか?という質問に、

『自分の一番の楽しみは、正直なところ、孫と遊ぶことなんです...』と。

答えにリアリティがあった。

『だから、孫が住んでいる国、この地域をより良くしてね、
次の世代、そして孫の世代に渡さなきゃ、なにせ、孫が可愛すぎるからね~』と。

本音以外の何物でもない。

トゲがある質問をすれば、
毒のある答えで、話して下さり、
そういう空気を読んで下さる方だった。

何より、孫と遊びたかっただろうに。

よく、おじいちゃんおばあちゃんは、孫に責任がないから、
より溺愛できるし、なんでもしたくなっちゃい、
全ての原動力になると、
多くのお年寄りに、孫との関係を伺う事で、
これからの時代を演出する『マゴマゴタイムス』と言うテレビ番組をやっていた僕は、
インタビューでさんざん聞いていた。
雑誌『孫のちから』でもそうだった。

そんな原動力が、君島さんは
、見事に市政にと、活かしていらっしゃった。

自分でなく、何より孫、孫世代が誇れる那須塩原のために。

言葉だけでは済まされぬ、本気の愛情が、
その根底にあったんだと、感じていた。

素敵な市長さんだった。

その心意気は、多くの方々に息づくポリシーになっていることと思う。

どうか、安らかにおやすみください


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