もっともっと、自分にやれるかとはないか。
すごく番組づくりに付随することで考える事が増えてきた。
もっと、やりたいのだ。
だからといって、現場では仕事の領域をちゃんとわきまえて。
あまりに、しゃしゃり出ると、番組はダメになってしまう。
ま、それ以前に、僕の領域も、まだまだでもあるし。
でも、やはり、不安はいつでもある。
将来への不安というのは、番組に頂くメッセージでも数多い。
僕だって、そんな不安を抱えもする。
けれど、ここまでは、なんとかなってきている。
なんとかなっているなら、自分を、そして周りも信じて、やってみる。
なんとかならない…わけではないのだから。
ただ、なんとかならない…という環境、
あるのだなと。
宇都宮での爆発死傷事件、あの原因が、だんだんと解かれてきている。
その事件の話をきくと、那須塩原市の元副市長であった渡邊氏の話が脳裏をよぎる。
とにかく魅力的な男である。年齢は僕のちょっと上。先輩くらいである。
一緒に露天風呂に浸かりながら、色々な話をした。
大の温泉好きな男である。
総務省勤めで、いわゆる官僚。
だが、彼は霞ヶ関でなく、自分が動けるものは、自分でやる男。
渡邊さんは、とにかく日本の地方をより魅力的にしようと奔走し、地方で副市長を色々務めたり。関西でも、北関東でも。
つまり、家族は『総務省官僚の家族』『総務省官僚の妻』として、東京で過ごすことは出来ない環境になった。
そんな時に、つまりは単身赴任中に、女性からDVの届けを出されてしまう。
赴任先には単身であるにも関わらず…。
すると、
『それが事実無根だとしても、男に対しては、裁判所命令が不条理にも出てしまう』と。
まだまだ幼稚園…の娘にも会えなくなった…。
それでも地方自治のために副市長として総務省から地方へと。
単身赴任の副市長である。
つまり、裁判所の前では、男は弱い。
で、警察ではないから、事実か調べない。
女性の一方的な申告により、裁判所命令が下りてしまうのだ。
宇都宮の事件は、酷い。しかしながら、その事件の原因を考えた時には、裁判所の前で、男がどうにも出来ない壁があるということ。
それを、理性を保った副市長から聞いた時に、事件の深さをあらためて認識する。
まだまだ、僕はどうにかなる。
番組をご愛聴頂いてる皆様も、どうにかなると、信じている。
番組の時間は、ぜひとも一緒に。
ご愛聴、感謝です。
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どうにかなる
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