山梨県、小菅村。
美勢屋。
なんでもある雑貨店である。
コンビニだって一軒もない村。
村のインフラの一翼でもある。
人口、700人強。
限界集落なんていわれる規模の村だけど、
実は光っている。
キラリと。
というのも、人口は増えてきているからだ。
美勢屋のご主人、いい顔してた。
人口が増えると言っても、嬉しい増え方。
たとえば保育園。
年長さんは5人だが、
年中さんは10人。
移住で増えてきている。
人間らしい暮らしを求めて、首都圏からここ、小菅村へ。
子供のこと、自分たちの価値観を信じて、仕事も求めて。
年長さんクラス、
そして
年中さんクラス。
人数が増えている。
村長さんとも、子供たちは仲良く、
村長でなく、園長かと思ったくらいな瞬間。
那須塩原の子供たちと同じように、すごく生き生きとしている。
首都圏からの移住が増えている・・・
でも、ここだって、都心から2時間。首都圏である。
しかし、実際、孤立もしている。
バスだって、一日数本。
でも、アマゾンは当日に届くとも。
買い物は困らないと言う。
そして、みんな毎日が楽しいと言う。
地域起こし協力隊も、ここの方々は、楽しく本気。
自分で罠をつくって、鹿を猟して、ジビエとしての可能性を探る山田さんや、
みんなみんな、ここの小菅村での生活を楽しんで、可能性を広げている。
山田さんは、それまで神奈川で営業マン。
通勤の電車から開放された喜びは大きいと。
理解できる。すっごく。
そして角田さんも色々行動している。定住したいと。する予定なのだそうだ。
これこそが、地域おこし協力隊の本来あるべき姿なのだろうと感じた。
素敵な夫婦だっている。
「きおび」という工芸を「楽しむことを提案」して、
村の木材を使うことを、広めている。
みんな、小菅村のこれからを考えて楽しみにしている若人。
あ、もちろん、良質なお湯だってあります。
なんか、小菅村は、すっごく強いと感じた次第。
これからの日本のあるべき姿をこの村から!という気概がある。
そんな象徴に感じた場所を、小菅村に見つけた。
水仙だろうか。
がんじがらめのアスファルトを突き抜けてくる、優しい球根からの葉。
小菅村の象徴のように感じた。