ヒストリーチャンネル、帝国海軍戦艦大和ノ最期と言う番組を味わっていた。
非常によくできた番組で、戦艦ヤマトの生存者270名のうちの八杉康雄さんが大和の想いと、現実を語ってくださっている。
その上で戦争で滅んでいく日本を、何とか自分たちの手で守ろうとした戦艦大和だったのだと。
彼らが守ろうとした日本と言う国。そこで今、のうのうと、平和に生きている自分たち。我儘になり過ぎた今の僕等かも知れないと感じた。
果たして…ただ大和の乗組員の戦死者だけを八杉さんの言葉から紐解いて、そこだけを見たとしても、彼らが命をかけて、理想としたとした、そして守ろうとした日本の幸せや価値観、
自分たちはちゃんと存分に享受し、味わい、継承していっているのだろうか…。
あまりにも価値観が過去を振り返ることをせず、前だけを見すぎているんではないかなと。
僕が不平不満に思うような事は、とても小さなことで、戦艦大和だけではなく、
その第二次世界大戦において日本を守ろうとし、そしてそこに住み、生きる人たちを守ろうとして命を落としていった方々、そこに堂々と、今の日本を守っています!と言える自分だろうか…。
それは戦争を肯定するということではなく、命をかけて守らうとした、その上に僕等がいるんだと言う事。それを忘れてはいけないなと改めて感じさせてくれる番組であった。
それは、言葉を信じられるかどうか…なんて、生易しいもので議論したりするのではなく、
いま、命をかけた行動の上でのこと。
ちゃんと出来ているかなと。
選挙ももうすぐ…。
エンタメとしての選挙投票てまはなく、日本を支える一票として、権利を行使したいと思った。
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帝国海軍戦艦大和ノ最期
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