イギリスの番組コンテンツ。
涙流すこともあり、それでいながら、
機械いじり大好き少年・・・という名の大人が繰り広げる
ドラマのあるクルマの再生物語。
似たような番組では、これまたイギリスの『名車再生』なんてのもあるけど、
それは、まさしく番組タイトル通りでしかない。
まあ、知識は増える。そして楽しくもある。
でも、カーSOSは、
例えば、家族からのサプライズの依頼を受けて、
重い病で、乗っていた車が車庫で眠ったままになってしまい、
今では走らなくなっている車のオーナーに内緒で、
完璧にレストアして、差し上げるというようなもの。
そこには、オーナーとクルマとの人生物語があったり、
家族との歴史の大切な1ページになっている、車であったりの存在が。
クルマの朽ちてきた時間に、オーナーの抵抗できない不可抗力の姿が
見事に重なる。
人間の心がコンテンツの中にあることによって、
はじめて涙が流せる状況にもなる。
そこがこの番組の魅力。
で、また、この番組見ちゃうと、自分のクルマやバイクの手入れしたくなるんだよね。
明日、ハーレーのシートの補修にもチャレンジしてみたくなる。