今年はちょっとしたことが、人の生活を狂わすということを、
身をもって知ることとなった。
そりゃ、普段からラジオで細心の注意を払っている自覚はあったけれども、
それでも、自身が注意を払う・・・ではなく
被害に直面することになるとは。
だからこそ、よりリアルに責任を感じている今でもある。
NACK5において、村木さんに付けて頂いた、
『一流のパーティーにも顔を出せば、赤羽の立ち飲み屋にも頻繁に佇む男、怪人、ファントム』
というキャッチフレーズは、とても気に入っているが、
そんなファントムが、ありもせぬ姿を勝手に作られてしまった怖さは、
いまだに引きずっている・・・。
話を面白くするために、『盛る』のと、『面白い話を勝手に作ってしまう』のとでは
全く話が違う。
されたほうは、『そこまでではない』なら、まだ納得いくが
『そんな話ではない』になってしまうと、それは発信者があまりに無責任なことである。
僕の先輩で言えば、Radio Berryの佐藤さんは『盛る』天才だ。
どんな情けない話でも、面白い話に昇華させてしまう。
だから、そこでどんなにイジられようと、原因は僕に存在していて、
笑いながら「いやいや、そこまででは~」と言える。
勝手な人物像は決してつくらない。盛られた人物像のみ。
その対象を悲しませるようなことは、決してない。
それが話題を面白くすることなのであって、
一方で。噂話のようなもので、勝手に人物像を、作り上げてしまうのとでは、
まったく意味が違う。
今年最後のBEATの後には、番組にかかわる仲間で飲んだけど、
僕の関わる番組では、誰かを勝手に悲しませるようなことはしたくないなと。
そういう点で、センシティブな部分を指摘してくださった、元ディレクターさんもいた。
心して受け止め、実践せねばいけないなと。
2020、僕にできることは、後輩をちゃんと楽しい時間の中で過ごしてもらいつつ
受け取ってもらうこと。
2019のうちにやっとかなきゃいけないことも、
まだまだいっぱいあるのですが・・・(笑)