この時期は、レディオファントムでは、熊本、阿蘇の千興ファームの馬刺し、
通販で一回限り、売っている。
だからこそ、僕も事前に食すわけだが、
毎年思うのは、馬刺しこそ、テーブルに並ぶまでの儀式も楽しむべきであるというもの。
包丁も研ぎ、そこから始める。
僕の場合は、関孫六、kaiの渾身の刃物である。
この赤く輝く肉塊こそ、千興ファームならでは。
いつも以上に、刃を入れるたびに、想い馳せる。
ニンニクとがいいじゃないか。
この後には、おろし生姜もくわえ、頂く。
この馬刺しは、夏へ向かうことを教えてくれる。
儀式の後のご褒美とも感じる味わい。
やはり、馬刺しは特別である。
いつもは家族で味わう特選市での味覚だが、
これだけは、僕一人で、深夜に味わう。
ちなみに、これをオンエアした金曜日、
この馬刺しの魅力を語り、売った後に、僕に待っていたのは、
浦和競馬、無観客開催のパブリシティ、お知らせだったことは、
皮肉以外の何ものでもないと言うほかない・・・。
ちゃんと、命、心して頂きました。