我が家の長女、あやめは、生まれた時から少し体が弱い子だった。
酸欠状態で生まれたからね。
幼稚園でだんだん体力もついてきて、小学校に進学。
しかし、小学校ではなかなかついていけない授業もあったりもし、体操教室に通ってみたものの、そこのカリキュラムについていくことも大変だった。
その体操スクールに通うこと、それすらが、ストレスになっているのは明らかだった。
そんな時に、よき行く公園の側に、新しい運動教室がオープン。
体操スクールでなく、運動スクール。
なんか違う。体操スクールとは違うな!
コロナ禍の緊急事態で、子供らは、鬼滅の刃に夢中になり、鬼滅の刃に関することなら積極的だったので、鬼滅の刃の学校なんだと、連れて行ってみたら、即座に、夢中になった。
なんだろう、ここは、相対評価ではなく、
絶対評価で、運動、
身体の使い方を、自然に面白く教えてくれる。
誰かと比較ではなく、
本人のそれまでと比較する、個人の絶対評価で、ちゃんと褒めてもらえる。
そんな褒められた経験が嬉しくて、
できることがどんどん増えていった。
子供たちは勝手にこのエムスポを
『鬼滅スクール』と呼んでいる。
ここに通うと、逆立ちの呼吸やら、スキップの呼吸やら、鉄棒の呼吸やら、出来るようになって、いつか、『柱』になれるらしい。
そんな説明を子供はしてくる。(笑)
あんなに鉄棒が大嫌いだったあやめが、
今日は自ら鉄棒に近づいて行き、
上がって見せたり、
ぶら下がって見せたりしてくれた。
娘が、逆立ちしたいという目標を持つなんて、半年前は、思いもしなかったが、
いまは、逆立ちの実現が近づいて来ている。
出来る出来ない…ではなく、取り組むことに、前向きになっている。
それが驚き。
教え方、教わり方の違いで、人生は変わる事を、目の当たりにしている。
仕事でもそう。
教え方ひとつで、まったく違う。
相手に合わせた絶対評価、
これを忘れちゃいけない。
その方が、結果、良くなるんだから。
これは僕も以前から実践しているけど、
環境も大きく作用する。
環境くらだよね。
エムスポでの娘達を見ていると、
あらためて、感じる。
何より、『楽しい』かまないと。
楽しければ、自ずと成長する。
明日も楽しみな月曜日。
お休みだから、付き合える。
公園で、鉄棒するぞ。