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『知る』こと

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『知る』こと
『知る』こと
『尖閣が大変』という認識と、
それのみで解っていると、思い込むこと。

一方、尖閣諸島が『どのように大変なのか』を知ること。

まったく違うなと。

そして、どんな状況が、現場の目の前にあるのか、
そこに、常に判断を下さなければならない人間、
いや、常に判断の態勢を必要とされ、いつでも『判断』をする準備を継続させている人間が存在していること。

日本以外の船から、
その搭載ヘリコプターが1センチでも飛行甲板から浮揚すれば、それが領空侵犯になり、一気に敵対行為になり、既成事実化し、
それでいながら、対応が出来ないこと。

船舶の侵入と、領空侵犯とでは、国際法上、まったく意味合いが変わってくることなどなど。

そこに絶え間なく向き合っている日本がいること。

スクランブル発進も、1日2回以上。
明らかな意図のある確信的行為。それに対峙し、柔らかくも、本気を示すこと。

遠くの出来事ではなく、それを、ちゃんと知ることも必要だろう。

至極当然な話ではあるのだけれど、どこか、現実味を忘れてしまっているのかも知れない。

今の平穏は、代償なしではなく、維持している、してくれている存在が、ちゃんといる。

そこを忘れて、平和を語るのも、なんとも虚像を愛する恋愛で、愛を叫んでいるかのよう。

この一冊だけでも、『知らなかったルール』を学べ、現状の一端を垣間見る事ができる。


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