やはり過酷なのである。
酷使されている状況なのだろう。
今年入ってから、毎週のように出張にお供してきてくれたプロテカくん。
ついにそのWalkerというモデル名の象徴である、移動のし易さ、
そのスムーズさに難が出始めた。
おそらく、引手と反対側のキャスターの回りが渋ってきたために、
四輪を接地させて平行移動する際には、常に持ち手の部分を、
自分側に力を入れてなきゃいけなくなった。
まっすぐ押すと、右側へと回ってしまう傾向。
つまり、持ち手を放してしまうと、右側へ回ってしまうという現象。
まっすぐにスライド移動出来なくなったのである。
愛着も増えていき、番組ステッカーも・・・。
まあ、2か月も毎週毎週お供させていれば、8回の旅行分。
そりゃ、過酷だったんだろう。
そして持ち手の部分にもガタがきてしまった。ロックが効かないのである。
やはり、人間がつくりあげるものには、限界というものがあるんだろう。
その限界を超える使い方・・・毎週の出張・・・だったのだろう。
やはりモノには限界がある。
でなきゃ、人間がつくりあげた構造物は遺跡にならない。現役が続いてしまう。(笑)
昨日頂いた、バレンタインデーのアイテムを堪能しながら、
そんなシーンに遭遇した。
というのは、E231の宇都宮線でのこと。
宇都宮から大宮に向かう車内で、干し納豆を堪能していると、
いきなりプッシューーーーーーーという爆音。
それからずっと、その音は鳴りやまず、空気が漏れているよう。
ものすごい音。
あの、宇都宮線とか、飛行機のトイレの吸引排出のような音が車内でずっと続く。
停まる駅、停まる駅で、「車両点検のために発車が遅れます」
というアナウンス。
僕が乗ってる四号車が悪いようで、
「四号車の点検のために、発車をお待ちください・・・」云々。
ついに車両基地のある小金井では、車両の交換をを行いますので、
乗り換えを・・・というようなアナウンス。
全員、その電車を降りた。
駅に響き渡る、圧縮空気が噴き出す音。
そして向かい側に停車している電車に乗り換えるよう指示される。が・・・・
また、この電車が、なかなかドアを開けてくれなくて、
駅員さんも、「車掌さん車掌さん、至急ドア解放願います!!!」と。
それでも10分近くあかなくて、
「車掌さん、ドア、ドア、あけてー!!!!」と
駅員さんもご立腹モードでアナウンスしてた。(笑)
頑丈であるイメージの電車だって、こうしてトラブル起こるんですから。
それに比べ、プロテカ君は、調子が良くない・・・という程度。可愛いじゃないですか。
決して荷物が運べなくなったわけではなく、
まっすぐに進みずらくなった・・・ということですから。
普通だったら、「仕方ない」で諦める範疇ですが、プロテカ君に限っては、
完璧を求めてしまう心情が働いてしまう。
そこで修理に出すことに決定。
明日、いったん東京に戻る途中に、蔵前で修理に出そうと画策中。
こうして修理することによって、愛情が増すことも想像できる。
そして大切なのは、修理ができる場所があること・・・それも、嬉しい。
今度、明石への出張がある。
その時までに、治ってきてくれたら・・・と期待して・・・。