文化放送のキニナルでもクローズアップさせて頂いた、那須塩原市立金沢小学校が、閉校の時を迎えた。
他の番組の取材を終えて、向かった時には、閉校式も終えて、誰もいない体育館。
寄せ書きが残っていた。
意外にも、センチメンタルになっているのは、大人の方。
そういや、番組取材の時は、日産自動車の協力を得て、モーターショーに展示中のクルマ、日産GT-Rで行ったっけ。
来月には、統合された、関屋小学校への取材を行う。
みんなが、イキイキして、小学校生活送っていることを願うばかり。
以前にも、那須塩原で閉校する小学校をクローズアップさせて頂いたことがあるが、その時に小学生、ゆう君とは、今でも番組を通して、つながっている。
ほんと、強くなった。
いつか、娘の旦那さんになって欲しいくらい。頼もしい。
いろんな子供や、児童に関する問題が、東京の価値観ばかりで語られがちだが、
そんなのを笑い飛ばすくらいの、地方の価値観がある。
それを見ずに、政争になってる。
情けない。
子供には、子供の目の前にある問題があって、
その目線になることの方が、よっぽど大事だ。
例えば、この金沢小学校の児童の場合、多くの子供が、4月からの生活に、学校がなくなってしまうことより、
関屋小学校に統合されるために通学バスが運行されるが、
『バスに毎日乗れるんだよ!』
という喜びを隠さなかった。
そういうことなんだ!と。
大人より、前向きな感覚。
子供のドキドキは、まったく想像しなかった所にある。
悲観的でなかった。
色々な問題を、大人の価値観やら、東京での価値観ばかりで議論、語るのではなく、違った目線を持ち、『知る』ことも大切。