なぜ番組が生まれ変わるのか。
そもそも生まれ変わる必要がないほどに、完成されたコンテンツである番組が、
それこそ、現場からではなく、
『生まれ変わることを求められる。』
生まれ変わる必要があるのか・・・
そんな場合、
僕はどうすべきなのかと。
大野勢太郎さんが26年という時間をかけて築き上げてきたコンテンツ。
その重責をすっごく感じている。
涙が出てくるほどに。
何を僕はすべきか。
そして、これまで、その時間を愛してくださっている方々にも
当然納得もいただける様でありたいと。
こうして文字を打ち込んでいる間も何筋も涙。
こうして、局からもすっごく丁寧に、
そして大切にアピールしてもらっている。
こんなカタチで期待を現してくださったこと、
嬉しくも、クールに受けている体をしている僕がいる。
でもでも、
だから、これまでも、これからも愛する、育ててくれた局、プロデューサーにも
ちゃんと恥ずかしくないように。
はっきり言おう、僕を喋り手として育てた兄貴、
佐藤プロデューサーの顔に泥を塗るわけにはいかない。
そんな佐藤さんのいる局とも対峙することになる。
でも、そこは堂々と、向かい合いたい。
ラジオが、ラジオ同士切磋琢磨する。
してやろうじゃないか。
やってやろうじゃないか。
大それたこと言やぁ、
ラジオがもっと面白く、
『いいじゃん、ラジオ』と思われるために。
そして、今、期待してくれているNack5にちゃんと応えたい。
それがなきゃ、こうはなっていない。
Nack5には、カッコいいなぁー!ってなプロデューサー、
スタッフ、いっぱいいる。
だから、聴取率1位、実現できてるんだよね。
さらに、大野勢太郎さんに、言葉ではなく教わったことも、
実践できるようでありたい。
真剣勝負だ。
ついに、一週間をきった。
このところ、眠ることもままならい。
それだけ、体は重責を、僕の思考以上に生理的に感じているようだ。
9月最後の金曜日、
小林克也さんに挨拶に伺った。
生放送終了後、スタッフは全員ピリピリしてた。
僕のスタイルとはまったく違った。
終わってから、すっごく真剣な会議をしてた。
僕はと言うと、生放送でもスタジオ入りは3分前。
なるべく普段のまんまで、自然体でいることを心がけてる。
克也さんは違った。
でも、スタイルはみんな違って良いと。
そんな会議のような時間が終わって、僕の前に現れた克也さんは、
すっごく自然体で優しい言葉で、柔らかく。
『楽しくやりましょうよ』
『岡田君のあとは、待ってますから』
と。
そう、あえて、ゆるく。
で、楽しくと。
でも、僕の体はまだ、思考以上になっている。
なんとかコントロールして、体を思考が抑制できるように。
長年教わってきた上で、僕が発見したスタイルなのだから。
あとは、実践。
RADIO PHANTOM.... FM Nack5 79.5FM every friday AM600-AM900
TAKE OFFまで、一週間をきった。