$ 0 0 あと少しもすれば、この都庁へと続く道は、金色に包まれ、歩道も同じ色に。でも、まだ深い緑が夏の終わりかのように残っていた。幹から直接でている葉は、少し力無く、しおれていた。それこそ、金色になる前触れ。またその頃には、同じ場所から、同じアングルで一枚。一枚だけ。その頃が楽しみでもある。