$ 0 0 最近、怖そうな一冊ばかりを読み漁っている。移動中は常に時間があれば、情報よりも、液晶に映し出される文字ではなしに、印刷された活字を味わっている。それも、グリコ森永事件関係。一日に一冊ペース。想像した自分の思考の確認作業。自分の想像、思考は、多くの当事者の思考に符号するものだったのか。事件には人間がいて、人間がいてこその事件は、人間だからの気持ちが存在している。それを推し量る刑事や記者の心境になりながら。全ては、『罪の声』から。あの一冊は、影響与えられまくっている。